そういえば、二週連続数学の発表がオレだけになってしまったから、今回はさすがにオレに数学の発表は回ってこうへん思ってたら、やっぱり回ってこうへんかった。
でも変な時間に寝たりなんかすると、数学がある日は大変やな。
今日も一時間ぐらいしか寝てへん。
ごっつ眠かったですわ。
途中で何回か意識が飛んだ。
なんやろな、そういうオレの苦しみがわかったんかな。
京大からの帰りに、自転車で向こうから学生が
「はれるや~、一度だけ~」
ってソプラノの音程で歌いながら近づいてきてん。
それで、そのまま通り過ぎていった。
でもな、オレにはわかるねん。
あのソプラノは隔世遺伝や。
おばあちゃんが有名なソプラノ歌手やってんけど、その息子はダミ声やってん。
だから、この子は歌の才能が無いと判断されたから仕方なく医学部目指すことになってん。
それで、五浪したわけや。
この悔しさわからんやろな。
老人時代に親知らず抜かなあかんことなって、その時に
「大丈夫やから…」
って歯を抜く時に手を握ってくれて励ましてくれた歯科衛生士と出来ちゃった婚してん。
その時に生まれたのが、今歌いながら通り過ぎて行ったやつや。
おばあちゃんのソプラノの遺伝子が隔世遺伝であらわれたわけや。
でもあいつはその才能を使うことなく、親父と同じ医者になるんやって決めた。
オレは、歌手になった方がええんちゃうか言うとってんけどな。
一緒にカラオケ行った時、そいつの
「部屋とYシャツと私」なんか聞いた時は、もうその美しい歌声でオレさぶいぼ出来まくったもん。
でもオレは、
すみれのは~な~♪
さ~く~♪
こ~ろ~♪
とか
あ~い~♪
それは…あまく~
あ~い~♪
それは…つよく~
とか歌ってたら
ソプラノ「おまえ、大げさな歌ばっかやんけ!」
かずゆき「あほか、これは宝塚の歌や!おまえ見たことあるんか!」
ソプラノ「あるよ」
かずゆき「ほんなら、歌ってみろや」
ってマイク渡したら
ソプラノ「
美しさは、罪~♪
微笑みさえも、罪~♪
く~ろ~い~バラの花~
トゲがあるよ~うに~♪
やさしく包み込んでゆく~」
ってソプラノが近づいてきてオレを優しく包み込んできてん。
それで、オレは
パーン!!
ソプラノのほっぺたをしばいて
かずゆき「それはパタリロの終わりの歌やろ!!」
ってうへ~って殴りあいになって、数日後にカラオケの店員に部屋で二人が裸でコードでぐるぐるに絡み合ってて動けなくってるとこを発見されて、そのまま脱水症状で病院に連れていかれたきりやねん。
オレのことやっぱ、あいつまだ怒ってるんかな?
さっきも、全然無視して通り過ぎて行ったもんな。
どうしよ…
いや、あいつのことなんか知らん。
もう絶交や。
明日に続く
カラオケ
京都大学の学生生活
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