わんこら日記わんこら式で物理を勉強した体験記

わんこら式で物理を勉強した体験記

実は今日、物理の講師採用試験に合格しました。

と言うことで、わんこら式数学の勉強法の具体例としてどうやって勉強したか過程を書きたい思います。
オレの場合受験時代に得意やっただけにその経験があるから同じことをやっても、たぶんみんなが出来ると言うわけではなくて、挫折しないように出来るようにやり方を変えていってるとこを参考にしてください。

そうすればわんこら式を理解するのに参考になると思います。

まずは状況を説明すると

○高校物理の試験を受けるのは10年ぶりぐらいで、おっさんになってることにショックを受ける。
○受験時代に物理は京大模試で8位くらいとって名前が載っていた。
○物理は大学レベルものしかやってなくて、高校生に教えてないからたぶん忘れてると思うけど、どこを忘れてるかもわからん。
○二次試験前で仕事が忙しい。
○毎日ブログを更新しなければいけない。
○メールも返さなければいけない。
○英語のわんこら式を実験しないといけない。
○妹が電話してきて相手しなければいけない。
○ゲームもやらなければいけない。
○毎日寝る前に一人でやらなければいけない。
○試験日まで3週間しかない。

まずオレがやったのは受験時代に使ってた難問題の系統とその解き方を手にとってやった。

どういう計画をたてて1日にどれくらいやったらええかわからん。

だからとりあえず解答をノートにぶーわー書き写した。

…

4問目くらいで、これでは間に合わんことに気づく。

3週間しかないのに、もう1セクションに何日かかるかわからん。

力学、熱、電磁気、波動、原子物理…途中で終わって困りそうや。

そこで今度はもう少し薄い問題集を選ぶことにする。

…

どの問題集をやったらええかわからんことに気づく。
結局悩んでる時間で勉強時間が減ってる。
それに言うても東大より難しいくらいの問題が出るやろうから簡単なのも困るねんな。

だから今度は難系を書き写すんじゃなくて読むようにやってみる。

…

これでさえ、しんどくなってきて挫折する。

そこでせめて最低限公式は覚えなあかんと言うことで、セクションの最初に載ってる要項だけを2日かけて1周させて高速で読むのを何日も繰り返した。

時間は覚えてないけどたぶん1日30分くらいしか勉強してなかったような気がする。
これなら出来るし、2日で全分野満遍なく手がつけられて安心や。

12日後くらいでパッ！と出るようになるまで覚えられた。

高校の時はう～ん、う～んって理由ばっかり考えていて試験中にも悩みだして時間なくなって失敗することもあった。
それがパっ！と出るようになるまで覚えたから問題を解くのが速く、楽になっていて理解力が数段上がってることに気づく。

しかも半導体やら何やら細かいことまで覚えられた。

なんで高校の時にこうやらんかったんやろ。

これは繰り返す程、パっと出るのが速くなって快感を感じてしまうから毎日繰り返すことにする。

それに加えて、全体的に適当に問題を選んで何度か読んでみた。

要項を覚えてることもあってか、そんなに繰り返さなくてもすぐに覚えられた。

高校時代、コンデンサーとか導体とかで悩みやすかったから、その問題を5問くらいピックアップして重点的に繰り返して書いた。

受験時代は難系をやるにはやったけど完ぺきにやろうと一問でずっと悩んでたり、考えたらわかるってことで覚えるんじゃなくて一々公式を導いたり、理解しようとしてたから毎回しんどくて、結局余りやれてなかったからなあ。

今度は覚えてるから問題を解くのが速く正確になっていて解法もすぐに覚えられてコンデンサーや導体、ガウスの定理でもパっと出るまでたくさん覚えることで頭の中で体系化されてきて、やっと本当の意味で理解してきた。

全然勉強時間割かないままに試験日を迎えてしまう。

その結果、

「もっとちゃんと勉強したいから合格は来年でええわ。
でも一応受けた方がマシやろ」

の精神で受けたわりに覚えたことがスラスラと使えて結構よく出来てしまって合格した。

これからは物理の講師もやりますわ。
よろしくお願いします。

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【2010/03/03 00:46】 | 大学受験、高校受験、家庭教師 | TRACKBACK(0)

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