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わんこら日記
甘くて切ない日記。わんこら式数学の勉強法、解説記事

上品過ぎる髭剃りセットを買ったときの気持ちを思い出せ
今日はいつもの年配の先生と隣同士で高校生の授業した。

それで終わりにその先生が有名な難しい進学校の生徒に学校の数学の問題の質問されて悩んでて

年配の先生「こういう時は畠田先生、お願いしますわ」

とか言うて二人でこっち来て、オレが解くと言うことになった。


それでほんまにオレが解いて

かずゆき「何故この解き方の発想が出てきたのかと言うこと、この考え方はこれと同じなんですね。一度は見たことあると思います」

ってシャッシャって図形と方程式を書いていって

生徒「ああ、なるほど。これは…難しい」

年配の先生「いやあ、難しい。今、初めてこの解き方の意味わかりましたわ」

かずゆき「この解き方を覚えていれば、この発想が出なくもないです」

シーン…

かずゆき「たぶん」





もうオレこういう役回りになってきてるな。


最近、職人系の役回りやな。

そんな実際の面倒は人任せにしてたらあかんとは思うねんけど、今のとこは出来ることをやるしかないか。


それで帰りにドリ先生が

おまえらはよせいや

って感じで待ってた。



と言うことで、3人で食べに行くことになってん。

前、その年配の先生と中華料理に行った話を書いたやん。


ドリ先生が、

「いやあ、あそこ言うほどはおいしくないでしょ。今度、あっちの方連れていきましょ」

前から言うてて、ドリ先生と二人でよく飲みにいく高めの中華料理に連れていこかって話しになっててん。


それで今日はドリ先生が

「そしたら、今日はこっちに行きましょ。もう、うなりますよ」

とか言うて年配の先生お気に入りの中華料理をスルーさせて無理やりエレベーターに乗せた。

年配の先生「いやあねぇ。あそこおいしいと思うけどなあ。」

ドリ先生「もう、食べたらうひ~!うなりますよ」

年配の先生「へは、そんなに。あそこが一番おいしいからね。」

って両者譲らないまま、店に入った。


ドリ先生「どうですか?」

って広いテーブルと椅子が個室みたいになってるとこに用意されている内装について聞くと

年配の先生「まあねぇ、こんなとこちゃいますかってとこやね」


それで店員が来て

ドリ先生「麻婆豆腐に白身魚に五目おこげにエビチリにビーフン。まずこんなもんで」

って頼みだした。


早速、麻婆豆腐がきた。

年配の先生が食べた。


ドリ先生「先生どうですか?!」

シーン…

年配の先生「う~ん、こんなもんちゃいまっかってとこやね」


ドリ先生「おえ~!?厳しいですね」


そして白身魚が来た


年配の先生「これは、パリパリしておいしいね」

ドリ先生「ちょっと、お~なりましたね」

年配の先生「いやあ、でも、言われてるほどおいしいもんではないね。まあこんなもんちゃいますか」


ってドリ先生が少しずつ追い詰められてきた。


かずゆき「これは本命のエビチリに頑張ってもらうしかないです」

ドリ先生「エビチリは一人一食分くらいの値段ですからね」



ってエビチリが来た

ドリ先生「そしたら、どうぞ」

って年配の先生が食べた。

シーン…

ドリ先生「どうですか?」


年配の先生「う~ん、まあエビやね」

ドリ先生「おえ~!?そんなダメですか?」

年配の先生「そうやねぇ、味が薄いね。もうちょっと頑張って欲しいと。」

ドリ先生「せっかくおいしいのを食べていただきたいと思ったんですけど」

年配の先生「いやあね、それはええんよ。おいしいにはおいしんよ。

まあでも、こんなもんちゃいますか。これやったら、悪いけどこうへんわ」

ってだんだん微妙な空気になってきた。


おこげが来た。

それでいつも二人でおいしいおいしい言いながら食べてたから、これはいけると思ったら

年配の先生「うわ、ダメ。中華丼はダメなんよ。」

ってもっと微妙な空気になった。



かずゆき「意外とビーフンがいけるんちゃいますか」

ドリ先生「いやあ、どうやろ」


ってビーフンが来た。

年配の先生が食べた。

ドリ先生「どうですか?」


年配の先生「あかんわ。味が無い。これはあかんわ。
悪いけど、自分が食べようと思わへんわ。

ダメやわ。

もう、この店しっかりせいよほんまに」


ドリ先生「すいません、喜んでいただけると思ったんですけど。」

ってドリ先生めっちゃ追い詰められきた。


ドリ先生「どうも、味がもっと濃いのが良いようです」

かずゆき「これはどうですか?辛いですよ」

ドリ先生「いやあ、どうやろ。」

かずゆき「こんなん濃いんじゃないですか」

ドリ先生「いやあ、どうやろ。」

って話し合って、店員呼んで


ドリ先生「すいません。辛子炒めお願いします」

って頼んだ。


それで料理が来ると

ドリ先生「どうですか?」

シーン…

年配の先生「くそ、きゅうりが入ってる。え~い、くそ食べてしまった。」

って嫌いなきゅうりが入っててトドメを刺してしまった。


味が濃いのにこだわりすぎて、全体が見えなくなりきゅうりが嫌いなことを見落とすと言う。

もう、もがけばもがくほど追い詰められるねん。


ドリ先生「すいません、なんか土曜の最後の時間をこんな風にしてしまって」

年配の先生「もう一日の大半をドブに捨てたようなもんやね」




かずゆき「きゅうりを食べて、目の前からなくしましょう」

って二人で辛いのをぶーわー食べた。


年配の先生「もうここにはきませんよと。三宮には住みませんよと。

もう今日はね後悪い感じで締めくくってね。


ドリ先生「すいません、夜遅くにこんなとこにきていただいて…」

年配の先生「もう忘れよ。なかったことにしよ」


って完全に詰んだ。


だからこれは上手くいかなったらやり方を変えていかなあかんと思って

かずゆき「生徒の話に戻しましょう。梅田はどうでした?まだ僕は色々なタイプの生徒を見ていないんですが」

年配の先生「そうやねぇ、来てもらったんやったら責任とってみないとね。凄い子じゃなくて、どこまで伸ばせるかやと。それが大事なんよ。」

言うてたら

ドリ先生「やっぱり、プロがいないんですかね」

ってなんか包丁で切る手振りをしてドリ先生が話題を戻してくるねん。


かずゆき「えっと生徒の話に戻しましょう」

年配の先生「そうやね。もう忘れよ。もう三宮は住めるとこではないと。そういうことやね。こんなもんちゃいますかと。忘れよ、なかったことにしよ」

かずゆき「はは。どの段階から、どの程度成績を伸ばせるかがポイントですね」

言うてたら


ドリ先生「今日は本当にすいませんでした。」

ってなんか話題を戻してくるねん。



全然フォローできへんねん。


清算するときにドリ先生が

「千円でいいです」

って悲しいそうに自分のカード出して払っとった

かずゆき「僕は二千円払わせてください」

ドリ先生「ほんまにすいません…」


それで店を出て駅まで送って、

かずゆき「そしたら、缶コーヒーだけ飲みましょう!」

って二人で自動販売機で缶コーヒー飲んで反省会したら


ドリ先生「トイレに行きたくなったので帰りましょう」

って駅に向かって、トイレに入ったら大便がいっぱいやって、ドリ先生が死にかけて待っとった。

ドリ先生残念すぎる。

ネタとしては美しいまでに完成されてるけどな。

そういうことで今日はドリ先生の残念接待の話でした。

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